校友会保管の歴史史料の保存活動を実施
校友会では、去る3月15日、NPO法人歴史資料継承機構(通称じゃんぴん)様と本校の中高歴史研究同好会にご協力頂き、保管している史料の清掃を行いました。
以下にご報告を兼ねてご紹介します。
今回作業するのは校舎建て替え時に地下で保管し、カビてしまった明治時代からの教科書など113点です。現在は冷凍して保管しております。
今回はNPO法人歴史資料継承機構様より、代表理事で国文学研究資料館教授の西村慎太郎先生をお招きして、清掃の仕方などをご指導頂きました。
作業に当たっては若い力を頼って、本校歴史研究同好会から、中学1年生から高校3年生まで精鋭11名の方が来てくださいました。
本校の歴史研究同好会は、古代史から近代史まで様々な分野の歴史に興味を持つ学生がそれぞれの研究をするための場です。この記事を執筆している中川は2018年から3年にわたって舵取りをしたOBでもあります。今回は明治時代の史料に触れる貴重な機会ということで呼びかけましたら多くの方が参加して下さいました。みなさん黙々と作業をしながらも、興味深い内容に目を光らせていました。
全てのページを開いて、刷毛や消しゴムを使って汚れを落とします。ページの破けや折れも確認、修正します。
史料の表紙を写真記録し、目録化して配架します。
1回目の今回は25点を処理することが出来ました。
なお、配架した史料は校友会室で閲覧頂けます。(閲覧者ノートに記載が必要です)
今後とも整理・保存に努めて参ります。今後とも当会の活動へご理解とご支援の程、宜しくお願い申し上げます。
(報告:中川)